攻略頁TOP / フレーム表示




どんなゲーム?:
ジャンル一応3Dダンジョン&謎解き?アクション少々。(ジャンプ等複雑な動作は無し)
ストーリーは一本道。但し一度に歩ける範囲が広く、次に何をしたら良いかが解らず迷いがちになる難点。
全体的なバランスやゲーム性、操作性、グラフィックなどを見ると決して高評価とは云えないですが、結構に細かく作られた世界観や雰囲気などは好きな人には堪りません。

実際筆者は当時発売されていた、電撃PlayStation D(電プレの増刊(?)に当たる、体験版やムービー等を収録したPS用CD付きの雑誌)に収録されていた体験版をプレイし、正直3Dダンジョンは苦手と云うか嫌いの域だと云うのに世界観にうっかり惚れ込んで仕舞い、凄い勢いで買いに行ったと云う経緯を持ちます(´∀`;)
ついでにサントラもばっちり所持。音楽はピアニストである中村由利子さんが担当しており、何れも名曲ばかり。曲数が少ないのが惜しまれます。
(然し当時は結局3Dダンジョンに迷ってクリア出来ず仕舞いだったりorz)

そんな、知名度も低い気がする、更に昨今ググると量子力学の話ばかりが出て来る不憫タイトルですが、思わず(主に自分の為に)こんな頁作って仕舞う程に好きだ、と云う感じで。需要?なにそれおいしいの?

古き良きPSソフト量産時代の作品故にポリゴン人や背景などグラフィック面、操作性の悪さや面倒さ、ツッコミ満載の展開など、各所粗い所は昨今の美麗且つ至れり尽くせりゲームに慣れた人には厳しいかも知れません(´・ω・)
中古三桁円での入手は容易なので、興味をお持ちになったら是非。
持ってるから攻略探してんだよヽ(`Д´)ノな人はご利用ありがとうございます。
お気づきの点やミス等ありましたらメールかフォームにてご意見お寄せ下さると嬉しいです。
なにぶん、解析等使用せず自プレイでまとめているものなので誤謬は山ほどあると思いますので。


基礎:
ゲームを開始してまず真っ先にするのは、アイテムの回収でもなくセーブでもなく、一連の独り言が終わった後
△ボタン>システム>機能、で 文 字 速 度 を 早 く す る 事 です。
本当遅いよデフォルト。

●ゲームの進行
教会>それぞれの時代(ワールド/ステージ)>教会>また次の時代へ と云う繰り返しで進行して行きます。
基本的には、各時代をクリアしアイテムを入手し教会へ戻ると、そのアイテムに因って教会の新たな路が開け、その先には次の時代へ行く為のアイテムが眠っている、と行った感じで。
その為に拠点となる教会には「今はまだ進めない」あからさまな場所が序盤から点在しており、中には即死トラップも多数あります。
「その内行ける」と割り切って、その状況を打破出来るアイテムを入手するまでそれらの仕掛けには余り近付かない様に。

●マップについて
取説には全時代と教会のマップが記載されていますが、地形だけを捉えているらしく結構アバウト。細かな段差に因る通行具合などは解りません。
然し無いのとあるのでは大違いなので、各時代各地域の地図を入手するまでは取説と首っ引きで進むと良いでしょう。
教会の無駄な広さに驚かされますが、前述通り進める場所は段階毎に区切られているので、序盤の内はそう迷う事も無い筈です。
進める範囲が増えると仕掛けや宝箱等のあった場所を忘れがちになるので、地図とは別にメモも必須です。
取説が無かったら……? 〜…、頑張って下さい…。

●教会について
各時代に通じ、各時代から戻ってくる拠点の様な場所です。とは云え安全な訳でもない。ダンジョンの一つですから飽く迄…。
教会には「祭壇(セーブポイント)」や多くの「回復の泉」がありますが、それ以上に即死気味トラップも存在します。注意。
ロックされている扉や内側から閉まっている扉は何れ開けられる様になるので、現段階で無理なものは放置していきましょう。スイッチ系にトラップは無い(と思われる)ので、片っ端から操作しておk。
星座の扉などはどの星座の紋章が扉に対応しているのかが、星座記号を知らないと解り辛いです。扉の前にはちゃんと星座記号の書かれた鍵穴があるので、メモを取っておくとよいでしょう。

●探索上の注意(体力や空腹)
主人公アイリスはか弱い少女(グラフィックはちっともか弱くなさそう)である為にか、序盤はかなり即死します。至る所で即死します。体力値も少なくガンガン死にます。死んだら当然最後にセーブした時点のロードになるので、セーブはこまめにしておいた方が良いです。

また、一定の周期でアイリスは「空腹」状態になります。こうなると体力がガンガン減って行き、当然0になると死にます。餓死かよ!
広い教会やワールドを探索する際の最も厄介な敵は当面この「空腹」です。戦闘中でも平気で腹を空かせます。一種の制限時間と思って良いでしょう。
歩数や行動にも関係あるかは解りませんが、時間経過で「空腹」になるのは確実なので、取説マップを参照する時など、ゲームを一旦中断する時はメニュー画面を開いておくのが基本。
探索の際は細かく、且つ迅速に行わないと無駄に体力を消耗する羽目になります。(のんびり歩いているとしょっちゅう空腹になりやがります)
「空腹」は各地にある「回復の泉」か、消耗アイテム「バジルの葉」などで回復出来ます。
但し「回復の泉」が「空腹」までのカウントを0に戻してくれるのに対し、「バジルの葉」などの体力回復アイテムは「空腹」と云うステータス異常を治療するだけと云う点に注意しましょう。
つまりお腹が一杯になる「回復の泉」と異なり、「バジルの葉」などは「空腹」状態を回復するものであると云う事です。予め摂取しておいても体力は回復すれど「空腹」までのカウントは全くリセットも回復もされません。……多分。
序盤の内の探索は「回復の泉」にこまめに戻りながら行いましょう。アイテムには当然限りがあるので、余程危機的状況下にならない限りは泉に極力辿り着く様に。序盤の内にアイテムの無駄遣いをしない様に心がけましょう。

序盤手に入る「ゴナレット」があれば泉の水を一回分持ち歩けるので幾分餓えは凌げます。
中盤頃に手に入る「デキャンタ」があれば泉の水を二回分持ち歩けるので餓死とは随分縁遠くなります。
終盤手に入る「ムーンリング」があれば空腹にそもそもならなくなります。

●探索上の注意(アイテムと宝箱)
アイテム自体はフィールドに結構数が落ちていますが、一部での交換を除き購入などは当然出来ません。無駄遣いは極力避けましょう。
またフィールド上で宝箱やアイテムを発見したらちゃんと回収していきましょう。視点をやや下にしておいた方がアイテムや宝箱を発見し易いです。
ちなみに宝箱は画面下のマップ上に黄色い光点で表示されていますが、開いても光点は消えません。カラ箱でも当然消えません。ついでに、宝箱は一度開けてもマメにいちいち蓋を閉め直してくれちゃいます。紛らわしいことこの上ない。
どれを回収したかは自分で憶えるなりメモを取るなりするしかありません。
宝箱には開けられる鍵の種類が異なるものも数多く存在します。この宝箱の種類もマップ上ではさっぱりなので、これもメモの必要が…。

●探索上の注意(敵)
序盤は教会やダンジョンでも敵はボス以外いないので基本的に敵を気にする事なく探索が出来ます。
が、教会地下などの一定の区域にはモンスターが待機しており、中盤頃から遭遇する様になります。心臓に悪い。

●探索上の注意(その他)
序盤は落とし穴に落ちると即死です。地図を参照して足下には注意を。
川や海は落ちたらいつでも即死です。下に「地面(歩けると設定されている部分)」のない谷底も当然即死コース。
また落とし穴に敢えて落ちないと進めない場所もあるので、複数階で構成された場所に穴がある場合は、詰まったら落下死を防止する「カザック」を装備して落ちてみましょう。勿論容赦なく体力は現在値の半分に減りますが…。

毒やガスの部屋などは見た目や効果音であからさまにヤバいと知れるので、対策アイテムを見つけるまでは近付かない様に。
序盤から出没するので、対策アイテムを見つけた時に探索出来る様に、その場所を憶えておきましょう。
またそれらの部屋に入るときには対策アイテムを装備しているかをちゃんと確認すること。落とし穴に落ちる時も同様。ちゃんとそれらの罠を無効化出来るアイテムを持っていても、装備しなければ意味がありません。
トラップ解説(回避や回復手段一覧)

教会地下やダンジョンは暗く、探索には松明が必須と云う様な雰囲気ですが、実際松明は無くとも探索は可能です。TVの明るさ調整をいじったりするのも良いかと。暗くてもアイテムもちゃんと視認出来るので、周囲に注意しマップさえ参照すれば松明を使わずとも問題ないでしょう。
ただ暗闇では視野が狭くなっているので、暗い侭だと隅々まで歩かなければアイテムを拾い損ねる事もあります要注意。
(ちなみに松明を点けていても両手武器は普通に使える不思議)
しかも松明自体本数が余り無く、のんびり探索していると直ぐに本数が足りなくなる困りもの。
但し、WORLD2のムー大陸で「ランプ」を手に入れれば松明は以降不要になります。
「ランプ」は道中何度も消えたり明るい場所で勝手に消えたりしますが、アイテムから何度でも使用出来ます。


操作:
基本画面は本人の表示されない3D画面です。視点=アイリスとなって動きます。3D酔いする方は注意。歩行のカメラ上下はオプション設定で解除出来ます。幾分マシになるかも。

アナログは当然使えないので方向キーでの操作。四方向はそれぞれ左右旋回・前後移動に対応。
L2 … 上方向を向く。探索では滅多に使わないが、戦闘時にはよく使う事になる。
R2 … 下方向を向く。探索中の必須。真下まで向けるので、落とし穴の横を歩く時などはほぼ真下を向いて歩くと良い。
L1・R1 … 左右横移動。射線を合わせる時やボスの回避など使用所は意外に多い。×と併用する事も出来る。
× … キャンセルの他、探索の必須、ダッシュ移動。足装備「レギオン」を履くと更に速度が上がる。
○ … 話しかける・調べる・アイテム取得などなど。
宝箱を開けた後、もう一度○を押さないと中身を取り出さないので注意。(宝箱に限らず拾い物でも)そこで更に○を押さないと入手しない。×を押すとアイテムを元の場所に戻して仕舞うので注意。
□ … 武器装備時の攻撃ボタン。遠距離武器の場合は基本的に□を離した時に矢や光線を射る。
△ … アイテム使用や装備などステータス画面を開く。ステータス画面は幾つか項目別になっている。

地図や消耗品を使う時は、アイテム>使用>対象アイテム。
鍵を使う時は、アイテム>KEY>対象鍵。
装備をする時は、装備>着用>装備画面。任意の場所にアイテムを装備する。

オプション設定は、システム>機能。歩行縦揺れのon/offや文字速度の調節、視線補正などが出来る。視線補正は「なし」にした方が落ち着くやも。
(「あり」だと会話や調査などで強制的に視線の高さが変わった時にその都度元に戻らない)
前述通りゲーム開始後真っ先にするのはこの画面で、文字速度を早くする事。

アイテム取得率は、システム>猫の顔アイコン。その時代のアイテム取得率を見る事が出来る。100%にしても特典はない。(…筈)
ちなみに教会の取得率は参照出来ず、かけらや紋章等各ワールドで必須となるアイテムは、その使用するワールドでの取得率に含まれる。

?になっているメニューは、WORLD2で手に入る「クロノスの手帳」で使用可能になる。いわゆる人物ライブラリ。


セーブの事:
セーブは「祭壇」で可能。
中期PSソフトの癖に何故か一枚のメモリーカードにつきセーブ箇所が三箇所しか無く、1データにつき2ブロック消費します。
一度クリアしたステージには二度と戻れなかったり、アイテムの使用具合に応じてハマり気味になったりと云う事もあるやも知れないので、不安だったら複数枚のメモリーカードを用意しておくと安心…?
※注意。セーブ箇所は毎回セーブメニューを開く度記録されておらず、上書きについても尋ねられないので、1番箇所に上書きしがち。


その他:
小ネタと云うか…。

取説の地図ページの背景(緑色の欄外の部分)にうっすら写っているのは、何気に教会や各時代で戦う事になるボス達のご尊顔。
教会は教会各所で戦うボス達(実際それぞれが載っているのは別に彼らと戦う階層ではない)。
エルバ島にボスはいないので、エルバ島の地図ページに載っているのは遠景に見える島と思われます。
(ちなみにキャラ紹介やアイテム紹介ページの背景はアイリスの背中)


最初に入る事になる教会の広間にある柱には、広間の中央に向かう面に鏡(?)がついています。鏡の前で○ボタンを押せば不気味な顔たちがアイテムの効能などのヒントを教えてくれます。
装備品には効能が不明瞭なものが多いので、参考までに役立ちます。
ヒントは各時代から戻る度変化するので(WORLD1終了後除く)、毎回聞いておくと結構役に立ちます。

最初に入る事となる、教会一階東側の部屋(山羊座の部屋)にある、南北の階段を上った二階は肖像画の部屋です。
南二階にはサンジェルマンとカリオストロの、北二階には次の時代の風景画とメインキャラの肖像画があります。
それぞれ特に何かイベントがある訳ではないのですが、ワールドクリア毎に彼らのコメントが変わったり絵が変わったりするので興味があればその都度調べてみましょう。


序盤から目にする、地下のヒント肖像画などは、タロットの絵柄がモチーフになっています。
(明かに種類が足りないが、そのタロットの絵柄「らしい」事を云う時も。魔術師の絵が「魔術〜」と云ったり)
地下一階(東)などのメッセージは変化しませんが、後半に行ける様になる、一階〜二階(北西と北東)の肖像画のメッセージは以降変化する様に。
柱の鏡とは異なり重要な事は云わないものの、意味深な発言が多いので、部屋に行ける様になったらチェックしてみましょう。